オウガバトル(人食い鬼の闘い)(Mercury) 4:10
なんてドラマチックな展開、これはロックファンタジー!
ロックファンタジーって、ちょっと何言ってるのかわかりませんが許して下さい。
Now once upon a time
ーAn old man told me a fable....それは昔、昔のこと
~一人の老人が私に語ったある伝説....
まさにファンタジーの幕開けです。
ハードロックでありながら、壮大な物語が展開していく最初期クィーンの大傑作!
これはアルバム全体を通してのコンセプトではあると思いますが、特にこの「オウガバトル」はハードロックでありながら、ドラマチック。
なかなか曲が始まらないと思わせたところから逆再生サウンド、激しいギターとドラム、コーラスで聴いている者はいきなりこのオウガバトルの世界にトリップさせらます。
アルバム「QUEENⅡ」のサイド・ブラック最初のこの曲、CDの時代になってアルバム6曲目ってことになってしまってますが、アルバムコンセプトとしては1~5曲目までがA面のサイド・ホワイト、6曲目からがB面のサイド・ブラックの世界観になってます。
私は英語解んないので、ただレコード(CD)聴いてるだけだと、何を歌ってるのかは理解出来てないです。
曲調やちょっとした歌詞の単語からなんとなくこんな事言ってるのかなぁって感じです。
幸いアルバム「QUEENⅡ」には和訳が付いてるので助かります。
話が少し逸れましたが、この曲からはただならぬ緊張感を感じます。
もう、作り込みが凄い!
もっとも作り込みが凄いのはクィーンのどの曲、どのアルバムでもそうなんですが。
特に初期クィーンではそれが顕著です。
で、この「Ogre Battle]、サイド・ブラックの世界観って先ほど書きましたが次曲、「The Fairy Feller's Master-Stroke」~ラスト「The Seven Seas Of Rhye」までメドレー曲のように連なるその導入となる役目も果たしています。
いや、ほんと凄い曲です!