デス・オン・トゥー・レッグス(Mercury)3:43
脚が二本折れたの?
何かひどい目に遭った時の英国のことわざか何かかと思ってました。
まあその程度です、私の頭。
実際は歩く死神ってことなんですね。
以前のマネージャーに不利な契約を結ばされた恨みつらみを書いたこの曲、曲調は重厚で気品があるのに歌詞はすごい罵詈雑言のオンパレード、このギャップが面白い!
だからなのか、フレディの歌唱が粘りつくような力強さで迫って来る。
A Night At the Opera オペラ座の夜と言えばボヘミアンラプソディがあまりにも有名ですが、この曲も素晴らしい完成度!
美しく上品なピアノの調べからフェードインしてきて不穏な雰囲気のギターサウンド・・・からの「ギャーーーーーーッ!」
美しくカッコいいハードロックです!
Kill joy,Bad guy, (興醒ましのクソ野郎)
Big talking,Small fry (大口叩きの小蝿だな)
美しいコーラスでこんな歌詞を唱っているのはある意味喜劇的戯曲と言っていいかも知れません。
Do you feel like suicide(I think you should)
自殺したくなっただろ(するべきだと思うぜ)
凄まじい怒りと憎しみをエネルギー&アイディアに転換、こんな曲に仕上げるなんてやっぱりフレディ、そしてクィーンというバンドは天才的です。
Do you feel good? - feel good!
最高です!