(写真は毎日新聞記事より引用)
ちょっと前に自衛隊の新小銃が国産のHOWA5.56(豊和工業)に決まったという記事は見たことがあったのですが、20式5.56mm小銃として正式に発表されました。
現在、陸上自衛隊の主力小銃は89式小銃という1989年に正式採用された小銃ですが、約30年で新小銃に移行するようです。
(89式小銃 写真はWikipediaより引用)
その前の64式小銃から89式小銃が25年、私なんか89式がまだまだ新しいように思っていたけどこれが適切な更新時期なんでしょうね。
そういえば私が空自に入隊した当時はまだ米軍のM1カービンもあったなあ。
あれはすごく軽かったのを覚えています。
(64式小銃 写真はWikipediaより引用)
空自は未だに64式小銃を使っています。おそらく海自もそうだと思います。
これから陸自に20式小銃の充足が進めば少しずつ海自、空自にも89式がまわってくるんだろうけど64式は7.62mmの弾で89式、20式は5.56mm弾なので互換性はありません。
おそらく優先度の高い部隊から順に更新されるんでしょう。
現役の頃89式は軽いし弾も5.56mmで反動も小さそう、どうせなら89式撃ちたいなあなんて訓練で思った事もありました。
無いものねだりですけどね。
こういう武器の事を話題にすると、人殺しの道具だといって顔をしかめる方もいるかも
しれませんが、
自衛官は射撃訓練を通じて銃の威力、怖さを知っています。
こんなものを人に向けて撃ちたいなんて全く思っていません。
だけど、いざ有事となり戦闘になれば撃たなければならない。
だから武器の管理を厳格に行いつつ、実戦で戦って勝つための訓練を日々行っています。
私はもう定年してるので、現役のみなさんを陰ながら応援するのみです。